究極の抗酸化物質!アスタキサンチン
「アスタキサンチン」なる言葉をご存知でしょうか、アスタキサンチンとは抗酸化物質の一つなのですが、他の抗酸化物質よりも効果が凄いと注目されています。
体内で発生した活性酸素の除去率が、一般的な抗酸化物質の代表のビタミンEのなんと1000倍!βカロテンの40倍、コエンザイムQ10の50倍とも言われていまして、アスタキサンチンはスーパー抗酸化物質とも呼ばれています。
抗酸化作用のある食べ物が加齢臭の予防に効果が期待できると、このサイトで何度も紹介してきました。
抗酸化物質が含まれる食品は他にもたくさんありますが、スーパー抗酸化物質のアスタキサンチンが含まれる食品を、特に意識して取るといいですよね♪
アスタキサンチンが含まれる食品
アスタキサンチンは魚貝類に含まれている色素、カロテノイドの一種なのですが、実はそれほど種類が多くありません。
アスタキサンチンが含まれている代表的な魚貝類ですと、エビやカニの甲羅です。
あの甲羅の赤い色の色素にアスタキサンチンが含まれています。
だけどカニの甲羅って食べられないですよね、小さなカニであれば丸ごと揚げる調理法もあるみたいですが、一般的な食べ方ではありません。
エビも大きいものは殻を食べることはないですよね、そうなるとアスタキサンチンを日常の食生活で摂取するには、殻ごと食べられる小さいエビに絞られます。
アスタキサンチンを効率よく摂取するには、普段の食事に「桜エビ」をプラスするのが最も簡単な方法です。
私も乾燥桜エビを買い置きしています♪
「クックパッド」を見ると、桜エビをつかった様々なメニューが紹介されているのでチェックしてみてください、以外と色々な使い道があるものですよ。
ただ、何にでも桜エビを入れちゃうと流石に飽きてしまうので、出来れば他の食品からもアスタキサンチンを取りいれたいところです。
回転寿司にアスタキサンチン?
エビやカニの他に魚貝類で赤い色素を含んだ生き物、想像できますか?
え!?ヤドカリ・・・確かにありそうですね、でも食べられるのかしら?
もっと身近で食べやすい食品に赤いものがあります、ザリガニとかではないですよ。
それは、「鮭」です。
鮭の身が赤いのは、マグロなどの赤身魚の色とは違って、食べたものの色素で赤くなっているそうです。
どういうことかと言いますと、鮭は小さなエビやカニなどを食べて赤くなっているのです。
鮭はサケ目サケ科なのですが、同じサケ目サケ科のニジマスやサクラマスやヒメマスなどの魚は、環境によって身の色が白だったり赤だったりピンクだったりします。
鮭のように海に出ないで川だけで一生を過ごしたり、湖や沼だけにいると、エビやカニを食べる機会が少ないので、白身のままだったりします。
逆に養殖のマスの場合は、たっぷりとエサにオキアミを与えて美味しそうな真っ赤な身にさせているのだそうです。
ということは、これらの魚の身を食べてもアスタキサンチンを取ることが出来ます。
しかも鮭のイクラにもたっぷりと含まれています、私イクラ丼大好きです♪
さらに言うと、天然のマスよりも養殖のマスのほうがアスタキサンチンは豊富です、鮭も日本で取れる白鮭(身がピンクっぽい)よりも、回転ずしなどでよく見かける輸入されているサーモン(紅鮭)のほうが、より多いそうです。
そもそも日本で取れる白鮭は、寄生虫が多いから生で食べることはありません。
お寿司で使われる赤いキングサーモンのほうが、脂ものっていて美味しいですよね、しかもアスタキサンチンが豊富なんだから本当に素晴らしいと思います。
この間、久しぶりにカウンターのお寿司屋さんに行く機会があったのですが、サーモンがなくてガッカリしました、回転寿司ならどこでもあるのに本格的なお寿司屋にはないなんて・・・江戸前寿司では邪道なネタなのかしら?
アスタキサンチンはサプリメントで取る方法もあるのですが、魚やエビを食べれば、他にもカルシウムやタンパク質、DHAなどの栄養も取れるので、なるべくなら食品から頂きましょう。
一時的にサプリメントを試すのはいいと思いますが、周りで健康的なサプリメントを飲んでいる人を見ると、そこで安心しちゃって暴飲暴食をしている人が多いから、結局意味がないように感じてしまいます。
お医者さんや薬剤師さんもサプリメントは取らない人が多いのだそうです、病気の場合の薬は別ですが、栄養は日ごろの食生活を気を付けたほうが健康的だと思います!
普段の食事に上手にアスタキサンチンを取り入れてみてください、鮭弁当や鮭フレークにも含まれていますよ。
桜エビを使った料理や焼き魚やお刺身にサーモンを取り入れて、健康的に加齢臭予防につなげましょう!